スタッフブログ
スタッフブログ 【診療日誌】 突発性難聴 40代 女性
突発性難聴の患者様の診療日誌です。
≪来院当時の状態≫
⇩
当初来院時の様子は、たいへんお仕事が忙しい患者様で、常に職場のストレスがある生活で、毎日、家庭との両立にも苦労されていました。
・14歳の歳の時、両耳突発性難聴にかかった経歴あり。
・2年前から左耳に補聴器を使用し始める。
・最近、久しぶりに仕事を始めたことにより突発性難聴になる。
・補聴器が役に立たないくらい聞こえなくなった。
・疲れが溜まると、耳鳴り・めまいが起こる。
・通院している耳鼻科の先生より、将来人工内耳に頼るかもしれないと宣告される。
・人工内耳は負担も大きいので、もう少しだけ自分の耳で頑張りたい。
・仕事でのストレスや気圧の変化により、日によって症状の増減があるようです。
≪主な配穴ポイント≫
⇩
後頸部…百労、新識、百会、亜門、大椎
耳周囲…聴宮、耳門、翳風、唖鳴、医聾、その他
その他…背中の狭脊柱穴
≪新脳針を開始ししてからの状態…≫
⇩
5回目 割れて聞こえていた音が減少してきた。
12回目 補聴器の音感が聞き取りやすくなってきた。
18回目 車内でかけている音楽が聞こえるようになった。
25回目 聞こえる音のボリュームが上がり、
17回目 電話や電車のアナウンスに明瞭さが出始めた。
30回目 聴力検査の結果が段々と上がってきている。(良くなっている)
≪その後の様子~現在≫
⇓
その日の体調やコンディションによって波があるものの、通院当初と比べて音の聞き取りや人の声が聞こえやすくなってきたと喜ばれています。
この患者様は今でも定期的に来院されています。
この調子で現状維持をキープ・更に症状改善を目指して頑張りましょう!
この他にも耳鳴り難聴の患者様の寮恒例はあります。
是非ご覧ください
⇩
https://ginza-shinkyu.com/ear/
院長 前田為康
[ ]